【DeNA筒香嘉智】囲みまで全文公開「5時間じゃ足りない」古巣復帰の道/連載21

「ハマの大砲」が横浜に帰ってきました。DeNAに入団することが決まった筒香嘉智外野手(32)が4月18日、本拠地・横浜スタジアムで公開入団記者会見に出席。約9600人のファンが傘やレインコートで雨をしのぎながら筒香タオルやユニホームを掲げて、おなじみの応援歌を熱唱して歓迎しました。サプライズで登場した三浦大輔監督(50)から背番号25のユニホームを手渡され、5年ぶりにDeNAのユニホームに袖を通しました。異例の公開入団記者会見とその後に行われた囲み取材で語った横浜への思いや胸中を全文公開します。

プロ野球

筒香嘉智(つつごう・よしとも)1991年(平3)11月26日、和歌山・橋本市生まれ。横浜高では1年生から4番を任され、2年春夏に甲子園出場。高校通算69本塁打。09年ドラフト1位で横浜入団。14年から6年連続20本塁打以上を放ち、16年には自己最多44本塁打、110打点を挙げ本塁打王と打点王に輝いた。ベストナイン3度。15年プレミア12、17年WBC日本代表。19年オフにポスティングシステムを利用しレイズと2年総額1200万ドル(約13億2000万円)で契約。ドジャース、パイレーツ、ブルージェイズ(マイナー契約)を経て、23年はレンジャーズとマイナー契約を交わしたが6月に退団。米独立リーグのスタテンアイランドでプレーした後、ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。24年はジャイアンツの春季キャンプに招待選手として参加。185センチ、102キロ。右投げ左打ち。

■「僕自身も大好きな応援歌」

「横浜の空高く~」から始まる応援歌に乗って筒香が、横浜スタジアムに戻ってきた。

筒香皆様こんにちは。本日は、お集まり頂き、本当に感謝しています。また、この横浜スタジアムで野球ができる喜びをかみしめています。

【質疑応答】

――筒香選手お帰りなさい!(拍手)この光景は?

正直、かなり鳥肌が立っています。本当にありがとうございます!

――応援歌が演奏もあった。どう聞いた

本当に素晴らしい応援歌ですし、僕自身も大好きな応援歌ですので、久々にこの応援歌を聴けて興奮しています。

――5年ぶり古巣復帰。横浜に決めた理由、きっかけは?

僕は常に野球がうまくなる方というのが自分の頭の中にあり、うまくなる方を選んで、選択をしてきたつもりでいます。

アメリカのサンフランシスコジャイアンツを退団になり、どうなるか分からない状況が続いた中ですね、正直日本に復帰するというモチベーションがいまひとつ上がらなかったのが事実であります。

その毎日練習している時間の中で、いろいろ考えていく中で、やはりベイスターズで優勝したい、優勝するという思いが、僕の今、日本でプレーをするモチベーションとなりました。

――決断に至るまで、どなたかに相談は?

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1998年3月生まれ。東京都あきる野市出身。都立富士森では硬式野球部に所属。中大商学部を経て、2020年4月入社。同年10月から野球部配属で同12月から巨人担当、24年1月からDeNA担当を務める。 趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦、映画鑑賞、サウナ。下手くそだけどマイブームはゴルフ。好きな食べ物は地元の八王子ラーメン。