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大橋ジム30周年記念

WBC世界ストロー級タイトルマッチ 崔漸煥対大橋秀行 ベルトを腰に巻いた大橋秀行は関係者に肩車されて大喜び=1990年2月7日

今年2月に開設30周年を迎えた大橋ジムが、34年ぶりの東京ドーム興業を実現する。元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行会長(59)が引退直後の94年に開いたジムは、これまでに4人の世界王者を輩出。強気なマッチメークで「ラストサムライ」「激闘王」「モンスター」など個性的な選手を育成してきた。今回のドーム決戦は、国内初の4大世界戦となり、大橋ジムからは4選手がその舞台に立つ。節目のビッグマッチを迎えたチーム大橋。この挑戦を盛り上げるため、東京ドーム来場者に対し、ジムの歩みや川嶋勝重、八重樫東の証言をもとに大橋会長の勝負哲学に迫った記事を収録した「大橋ジム30年史特集号」が配布された。特集号に掲載された記事を、日刊スポーツ・コムでもお届けする。(※敬称略)

Story

  1. 大橋秀行『150年に1人の天才』

    1990年(平2)2月7日。
    日本ボクシングの歴史が再び動き始めた日である。

  2. 川嶋勝重語る『世界を狙うからバイトを辞めろ』

    大橋ジムが誕生して1年がたった95年9月、ボクシング界に「奇跡の男」として名を刻む、後のWBC世界スーパーフライ級王者・川嶋勝重が入門した。

  3. 八重樫東語る『大事なのは負けた後、どう立ち上がるか』

    川嶋が04年6月に世界王者となった3カ月後、ジムの門をたたいたのが、後の「激闘王」八重樫東だった。

  4. 大橋会長語る30年『川嶋の背中を八重樫が、八重樫の背中を尚弥が見てきた』

    大橋秀行会長の現役最後の試合は93年2月10日、東京体育館で行われたチャナ・ポーパオイン(タイ)とのWBA世界ミニマム級王座初防衛戦だった。

  5. 2024.05.06
    MONSTER IN TOKYODOME
    ~井上尚弥からのメッセージ~

    東京ドームで戦えることに喜びと高ぶりを感じますが、僕は今でも「『井上尚弥』に話題性なんてない」と思っています。

History

90年
2月

大橋秀行(ヨネクラ)がWBC世界ストロー級(現ミニマム級)王者崔漸煥(韓国)に勝利し、世界王座を獲得。国内ジム所属選手の世界挑戦連続失敗回数を「21」で止めた

Hideyuki Ohhashi

プロ通算19勝(12KO)5敗

92年
10月

大橋がWBA世界ミニマム級王者崔煕庸(韓国)を判定で破り、世界王座返り咲きを果たす

94年
2月

大橋が現役引退を表明。プロ戦績は24戦19勝(12KO)5敗。引退と同時に、横浜市神奈川区栄町に「大橋スポーツ」の開設を発表

Column『怪物のカラダ』

大橋会長が30年を振り返る中で「大きかった」と語るのが、14年の明治(ザバス)との契約だ。ライトフライ級時代の井上尚が減量に苦しむ中、専門家に栄養面、減量方法などのアドバイスが受けられる体制を整え、4階級制覇につながる道筋をつくった。日刊スポーツ・コムでは、バンタム級時代に井上尚の「階級」「減量」「食事」との向き合い方に迫った連載「怪物のカラダ」を掲載した。34年ぶりの東京ドーム決戦に合わせ、あらためて、48.9キロから始まった井上の世界王者としての歩みをお届けする。

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