【ヤクルト増田珠】夢の続き 神宮で「増男(マスオ)~!」&福山雅治と…/連載20

ヤクルトの「増男」、増田珠内野手(25)がイースタン・リーグでアピールを続け、4月29日に1軍昇格しました。同日に移籍後初安打を放ち、試合前の円陣ではハカを躍るなど盛り上げ役としても活躍してます。昨年オフにソフトバンクを戦力外となり、ヤクルトに加入。1軍昇格目前の埼玉・戸田球場で、新天地での取り組みや地元の長崎への思い、歌手福山雅治との縁などを語りました。

プロ野球

増田珠(ますだ・しゅう)1999年(平11)5月21日、長崎県生まれ。横浜では2年夏、3年夏に甲子園出場。高校通算33本塁打。17年ドラフト3位でソフトバンク入団。19年9月28日オリックス戦でプロ初出場。同年オフに右手首を手術し、20年8月に実戦復帰。22年7月17日ロッテ戦でプロ初本塁打。23年オフに戦力外通告を受け、24年からヤクルトでプレー。昨季までプロ通算52試合で打率2割2厘、2本塁打、9打点。ソフトバンク時代は松田宣浩氏の「熱男!」にならい「増男!」のパフォーマンスで沸かせた。179センチ、85キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸600万円。

■「バッティングのこと聞きまくった」

――4月19日のロッテ戦でも二塁打1本出たが、最近の調子は?

1回ちょっと下がっちゃったんで、今盛り返していこうかなっていうところですね。

――新天地での1年目?

やりやすいですね。すごい、みんなも受け入れてくれてますし。首脳陣の方、スタッフの方もみんな優しいというか、自分のやりたいことを応援してくれるんで。

――今重点を置いて取り組んでいることは?

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